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2016 年のオリンピックのオリンピック メダルを作った方法

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引用元:acidcow.com

ブラジルの国立造幣局の人々は、2016年夏のゲームのためのメダルを作成し、過去数ヶ月にわたって非常に忙しかったとの事です。

造幣局のオリンピックメダル製造の責任者、ビクトル・ウーゴ・ベルベルトさんとリオオリンピックメダル製造チームは80人ほど人手で24時間体制で製造したそうです。

金メダルを作成するプロセスは、細部へのこだわりの多くを必要とし非常に繊細な工程を経て作られています。

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裏面には勝利の女神「ニケ」が描かれている。

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リオデジャネイロオリンピックのメダルは、全部で5130枚作られ、1枚につき約48時間かかるといいます。

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裏面に点字の刻印もなされています。

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それぞれのメダルに競技名が刻印されていたんですね。知らなかった。

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首からかけられるリボンの部分については、ペットボトルなどから再利用した素材を50%使用しています。

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ひとつひとつ丁寧に検品されて梱包していきます。

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金メダルの概要

直径8.5センチ、重さ500g、2012年ロンドン五輪のメダルより100グラム増え、五輪史上最も重いメダルでした。

銀メダルと銅メダルの素材の30%は古い鏡やX線プレートなどを使い、リサイクル素材を使用しており、採取に当たり環境汚染が問題になる水銀を一切使っていないという事も話題になりました。

もし仮に金メダルが純金でできていれば238万円程の価値に換算できますが、実際は中身がほとんど銀で金メッキということなので、メダルとしての価値は3.5万円程という事です。

2020年の東京ホリンピックでは都市鉱山の利用により再生率100%を目指すと言われています。日本らしい他に類を見ない素敵なメダルを造ってほしいですね。

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