引用元:boredpanda
アンカラ在住の細密画家、モーショングラフィックデザイナー、アートディレクターであるAli Alamedyさんの作品
彼は一人の歴史ある写真家に敬意を表して1900年代の写真スタジオをミニチュアで再現しようと試みました。
作成にあたっては約100以上になるミニチュアパーツ全てにおいて当時のままの姿で再現するようにプラスチック、銅、紙の他にも色々な素材を駆使して、この写真スタジオの再現に取り組み始めてから9ヶ月を過ごしたそです。
虫メガネや机まわりに置かれている本等の小物、引出しも全て開くようになっています。
アンティークな色合いの表現やそれぞれの造作物を完全にスケールダウンしたクオリティが凄い!日本のプロもデラーである“山田卓司氏”以外にここまで精巧なモデルは初めて見ました。
100年以上前の部屋に置かれた全てのものを忠実にミニチュア化する為に膨大な資料を調べた根気、それをゼロから形にするテクニックと集中力に脱帽ですね。
全ての素材はゼロから手作りで作らなければなりませんでした。
作成には多くの課題がありましたが、再現する資料となった当時のスタジオを撮影したモノクロ写真を元に研究を重ねて作業を進めました。
このミニチュアモデルを当時のままの姿で忠実に作成するためには、当時のカメラマンがスタジオの中でどのようなツールを使い、どんな技術、撮影スタイルで写真を撮っていたのか理解する必要がありました。
そのために膨大な資料や関連記事を読み、実際に撮られた写真を注意深く観察する事により、当時の写真家の求めていたスタジオの再現がイメージできるようになりました。