引用元:HLN
その世界では有名なアップルコレクターであるBlake Pattersonは、130個もの良質なコンデションのコンピュータを所有しています。
アップルのヘビーユーザーでもある彼は長年収集してきたコレクションを保管する為に「バイト地下室」と呼んでいるコレクションルームを作り上げました。
所せましと置かれているそれらのコンピュータは全て今でも使用する事が出来るようにメンテナンスされています。
彼が手にした最初のMacは、1985年に両親を説得して得たオリジナルの128K Macintoshでした。そして彼のすばらしいコレクションがスタートしたきっかけは、アップルⅡをイーベイで探した1999年のある日からだそうです。
次々と発売される歴代のMacと古く少ないビット数のビンテージマックを横に並べでノスタルジックな気分を味わう為だけに困難な作業に没頭していきます。
それからはまさにハンターのように再生品を販売するショップから獲物を見つけ出し、様々な情報を駆使してコレクションを充実させていきました。
整然と並ぶマックは、彼の所有するコレクションのほんの一部ですが
この後にもご紹介する彼の全てのコレクションが残るバイト地下室でのクローズアップ写真を注視して下さい。とんでもなく懐かしい貴重なMacが写ってますよ!
さりげなく置かれている趣味の良いディスプレイ。
Macが生活空間に見事に溶け込んでいます。
新旧入り乱れてのワークスペース、古いMacも全て稼働中!ただ飾っておくのではなく使って楽しめる環境を大切にしている様子が伺えます。
1984年4月24日、サンディエゴで催されたアップル永久会議でリリースされたアップルIIcが画面左端に収まっています。9インチ緑フラットパネルディスプレイが綺麗。
愛着と強い意志をもってレイアウトされた歴代のマック、他の追従を許さない圧倒的なコレクション群は絶景ですね。
彼はHLNのインタビューの中で「私は、現代のMac OS Xのカラフルでビジュアル的な美学を愛している。しかし、ビンテージMacはその小さな9インチの中にわずかな青色の色相を持ったとても魅力あるモノクロディスプレイだった」と語っています。
オリジナルの状態を保っている“Apple Lisa”などのマニア垂涎の貴重なビンテージMacも所有している彼は、最後に「新しいMacプロはかなり良い」と言っています。
偉大なコレクションは続く・・
アップル・リサ(Apple Lisa)について
アップルリサ(1983年発表)
1978年にアップル車内で始められた“リサプロジェクト”は、企業顧客にターゲットを絞ったとされるグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)によって強力なパーソナル・コンピュータをデザインするプロジェクトとして発展しました。このリサというプロジェクト名は、当時のアップル共同設立者でもあったスティーブ・ジョブズ氏の娘の名前でもあったそうです。
1980年9月に、スティーブ・ジョブズ氏はリサプロジェクトから無理やり出されました。
彼は代わりに、Macintoshプロジェクトに参加しています。システムおよび最終的な改訂とリサの間に明らかな類似点があるけれども、Macintoshはリサの直接的な子孫ではなく、Macintosh XLとして修正されて発売されました。