引用元:http://canyouactually.com/
家の下にもう一つの家があるなんてを想像できますか?
ラスベガス郊外にある一軒家、この家のオーナーは地下部分に26フィートもの空間を作り、実際に暮らす事が可能な家と住居スペースを再現してしまいました。
地上に住む自分達の足の下にこんな楽園かあったなんて、この地下空間を見た人は非常に驚くと思います。
そこにはまるで地上の家と同じようにプール、ジャグジーやサウナ、ちょっと舞台がかったわざとらしい造形の庭や木まで再現してあります。
地下室はもともとGirard ‘Jerry’ B. Hendersonという名の実業家によって1970年代に3970スペンサーストリートで建設されましたが、彼が創った地下空間は1つではありませんでした。
冷戦時代を通じてHenderson はソ連からの攻撃を恐れ、コロラド州ボールダーの地下に彼の最初の地下室を構築します。
地下にある秘密の楽園の存在を探し出すとしたら、唯一のヒントは地上に突起している偽装エアコンユニットぐらいでしょう。
ラスベガス郊外で“26フィート”もの広さを持つ地下シェルター、何とプール付の家を持つなんて夢のようですね。家の中や外のライティングもデザインされていて昼夜を演出する事が出来ます。
さすがに草木は人工物のダミーですが、充分長期の滞在に耐えられる空間を前提に設計されています。それにしても途方もない維持費が掛かりそう。
実際に流せる小川や遠くの景色も遠近感があるように描き込まれていて不思議な空間に仕上がっています。
庭に設置されているBBQコンロ。こんなものまで作るこだわりがハンパない。フタを閉じると大きな岩に姿を変えるのでしょう。
豪華なキッチン付や広いリビングルームからパウダールーム、大理石のジュグジーまで何でもあります。
2013年、銀行は115万ドルの抵当権がついているこの家を売りに出しました。翌年の3月、最終的に170万ドルの入札価格を表示したある絶滅種を保護する会社に売却されたとのこと。