引用元:http://canyouactually.com/
この一見して本に見えないほど分厚い木製のブロックは、才能ある工業デザイナーのブレイディホイットニー氏の作品です。
5ページの本を構成する為に、これほどまでに大げさなブロックになったのには理由があります。とても複雑に入り組んだパーツをまるでパズルのように解き、仕掛けられているロックを解除しなければ各ページが開かない仕組みになっているというのがその理由。
この木製の本は、普通の本に慣れているあなたにとって難解で煩わしいものになるかもしれません。
何故なら、いかに興味のある内容がこの本に書かれていても、最期のページまで読み進めるためには、解くまでに時間を必要とする面倒なパズルに挑戦し続けなければならないからです。
途中であきらめる事は非常にストレスの溜まる結果となるでしょう。
彼のウェブサイトでは「個々のページは、隣のページを展開するように対応したボルトのロックをはずす事をユーザーに要求するユニークなパズルを特徴とする」と説明しています。
それぞれのページをロックしているパズルは、まるで何かのボードゲームのようにも見えるし、複雑なピースが絡まって構成されたその表情自体はとても芸術的に感じます。
見方によっては何やら怪しい古代の魔法本といった姿ですね。